ソーラーフロンティア(株)とメガソーラープロジェクト向け共同投資会社創設につき基本合意

2013年01月11日 23:30

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、ソーラーフロンティア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:亀田繁明、昭和シェル石油株式会社の100%子会社、以下「ソーラーフロンティア」という。)と大規模太陽光発電所プロジェクト(以下「メガソーラープロジェクト」という。)に資金を提供するための共同投資会社創設につき基本合意しました。共同投資会社は、平成25年2月から運用を開始する予定で、全国各地においてメガソーラープロジェクトに出資することを目指しております。


 共同投資会社の創設にあたっては、ソーラーフロンティアとともにDBJが投融資を行う予定であり、共同投資会社自らが発電事業者(IPP)として、複数のメガソーラープロジェクトを展開していく予定です。DBJは、共同投資会社への投融資に加え、共同投資会社が保有するメガソーラープロジェクトを対象としたプロジェクトファイナンスの組成についても取り組んでいくことを目指しております。

 共同投資会社が対象とする案件は、大規模プロジェクトのみならず、メガソーラーに適した土地を保有しているにも関わらず発電事業者選定や資金調達が進んでいないメガソーラープロジェクト、あるいは組成コスト等の点でプロジェクトファイナンスを受けることが困難な2メガワット未満の高圧メガソーラープロジェクトなどを想定しており、国内の幅広いメガソーラープロジェクトに対し、迅速なファイナンス手段を提供し、また新たな金融機会の創出に貢献できるよう努めていく予定です。

 DBJは、再生可能エネルギー関連産業の川上から川下までをバリューチェーンとして捉え、支援することを目指しており、ソーラーフロンティアについては、平成22年以降、同社が太陽電池を製造する国富工場(宮崎第3工場)を対象に計3回のシンジケート・ローンをアレンジする等、同社の事業を継続的に支援してまいりました。

http://www.dbj.jp/ja/topics/dbj_news/2011/html/0000006913.html

 今般の共同投資事業は、ソーラーフロンティアのパネル製造・供給のみでなく、新事業としての発電事業の展開を支援するものであり、CIS薄膜太陽電池(注)の普及・促進を通じた同社の競争力強化に資することに加え、DBJとして国内産業の育成および再生可能エネルギー事業の促進・普及に資することを目指しております。


 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、クリーンエネルギー普及につながるお客様の取り組みを今後も積極的に支援してまいります。

 

(注)「CIS太陽電池」:主原料である銅(Copper)、インジウム(Indium)、セレン(Selenium)の頭文字をとった薄膜系の太陽電池で、以下の特長があります。
 (1)従来型の結晶シリコン系太陽電池とは異なる全く新しい構造の薄膜化合物系太陽電池。

 (2)シリコンを使用しないため、原料不足問題に影響されにくい。

 (3)鉛やカドミウムなどの物質を使用していない環境対応型商品。

 (4)外観は結晶系とは異なり、黒一色の落ち着いたデザイン。

 

http://www.dbj.jp/ja/topics/dbj_news/2012/html/0000011862.html