<エネルギー再考>集合住宅の太陽光発電 賃貸中心に導入広がる
2013年01月15日 08:05
発電された電気を電力会社が固定価格で買い取る制度が整備され、急成長する太陽光発電。家庭向けでは、一戸建て住宅で着実な人気が続いているだけでなく、集合住宅でもアパートを中心に、屋根にソーラーパネルを載せた物件が目立ち始めた。ただ、入居している各戸に太陽光で発電された電気が供給されるタイプは、比率が低い。 (白井康彦)
ソーラーパネルを搭載した住宅のトップメーカー、積水化学工業の住宅カンパニー集合住宅企画担当部長の鈴木健太郎さんは「うちの新築賃貸住宅では、太陽光発電の比率が上がり続け、今では約九割になっています」と胸を張る。
アパートのオーナーらが情報交換をする「大家塾」とい