インドで太陽光発電プラントを稼働 T-Solar Groupで2番目

2013年02月10日 03:30

【マドリード2013年2月6日PRN=共同JBN】
*T-Solar Groupは、スペイン企業として初めてインドの電力網に太陽エネルギープラントを接続した。今回の接続はインドにおける同社2番目のプラントである。
*グジャラート州の新プラントは36.4ヘクタールのサイトに9万6885枚のソーラーパネルを設置している。
*T-Solar Groupはスペイン、イタリア、インド、ペルー、米国、プエルトリコで284メガワット以上を展開、管理している。

太陽光発電の大手独立系電力事業者であるT-Solar Groupは、インドで同社2番目の太陽光発電プラントを電力網に接続したばかりである。これは同社のインドにおける戦略的成長にとって節目となる出来事である。

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インド・グジャラート州ナヤカの新プラントは12.3メガワットの能力を備え、年間19.4ギガワットを出力する。このプラントは、急成長しているインド経済と同じ速さで増加している電力需要に対応できるよう、インドの電力網を助けることになる。この発電プラントは、36.4ヘクタールのサイトに9万6885枚のソーラーパネルを設置している。

T-Solarはまた、ラジャスタン州オシアンに2011年10月稼働している出力5メガワットの太陽光発電プラントも所有しており、電力網に年間8.5ギガワットの電力を提供している。このプラントは、スペイン企業として初めてインドの電力網に接続された太陽光発電プラントであり、インド政府のイニシアチブであるJawaharlal Nehru National Solar Mission(ジャワハルラル・ネール国家太陽光ミッション、JNNSM)の元で最初に稼働したプラントのひとつである。

これらの太陽光発電プラントに関する総投資額は3400万ユーロにのぼり、生成される電力は4万9000人以上に十分供給できる。

T-Solarは、近い将来に大きな可能性を持つ市場での事業を強化している。インドは太陽光発電技術のスケーラビリティー、急速な設置、技術の単純さによって大きな恩恵を受けられるため、インドのエネルギー需要はその成長とともに、太陽光発電への投資に絶好の環境となっている。

 

https://japan.cnet.com/release/30036444/