エコリンクス『特別講演会「太陽光発電システムの不具合事例と保守点検の必要性」開催』

2013年02月28日 06:23

エコリンクス株式会社は、産業技術総合研究所の加藤 和彦氏を招き、「太陽光発電システムの不具合事例と保守点検の必要性」と題する特別講演会を東京と京都で開催する。

昨年に始まった再生可能エネルギー全量買取制度に伴い、これまで住宅用を中心に普及してきた日本の太陽光発電もメガソーラーをはじめとして産業用システムとしての普及が本格化してきた。

売電による投資回収が可能な事からシステム導入コストを下げる事が最大の関心事となり、メガソーラーでは3ヶ月の間に14%も価格低下がみられる、との報告も出されている。導入コストを安くするために、保守・メンテナンスについては後回し、という風潮があったが、「長期にわたって発電量をどう確保するか?」という議論がようやく業界内でも大きな課題になりつつある。

発電量をどのように維持・管理すべきなのか?どのようなトラブルが起こりうるのか?またそれらのトラブルをどう防いでいけばいいのか?という観点から長年にわたって太陽光発電システムの研究をしている独立行政法人産業技術総合研究所の加藤 和彦氏を招き、実際の事故例をもとに、原因や対策について語ってもらう。

特別講演会に合わせて、具体的な監視・メンテナンスサービスを提供する、エコリンクスの発電監視センター「AMATELAS(アマテラス)」の業務の紹介も行う。

【加藤 和彦氏 特別講演会 概要】
「太陽光発電システムの不具合事例と保守点検の必要性」
●東京開催
・開催日時:2013年3月15日(金) 13時00分~17時30分
・会場:株式会社星和ビジネスサポート(セミナールーム)
東京都港区芝4-1-23 三田NNビル4階
・受講費:講演15,750円(税込)
・定員:50名
●京都開催
・開催日時:2013年4月11日(木) 13時00分~17時30分
・会場:京都エコエネルギー学院 京都府京都市上京区福大明神町102
・受講費:講演15,750円(税込)
・定員:50名

■加藤 和彦氏プロフィール
独立行政法人産業技術総合研究所
太陽光発電工学研究センター システムチーム チーム長
工学博士。1966年北海道帯広市生まれ。1988年3月筑波大学第三学群基礎工学類(変換工学専攻)を卒業。1990年3月同大学院理工学研究科(修士課程)を修了。1990年4月通商産業省工業技術院電子技術総合研究所(現 産業技術総合研究所)に入所。通商産業省工業技術院ニューサンシャイン計画推進本部(再生可能エネルギー担当)併任、新エネルギー・産業技術総合開発機構 太陽・風力技術開発室(主任研究員)出向などを経て、現職。

 

https://suumo.jp/journal/2013/02/26/38797/