シャープ、産業向け積雪対応の多結晶太陽電池モジュール発売
シャープは、積雪2.0m※2の耐荷重性能※3を備え、豪雪地帯でのメガソーラー用途に適した産業用 積雪対応多結晶太陽電池モジュール<ND-240SA>を発売します。
一般的に、北海道や東北などの豪雪地帯に設置する太陽電池モジュールには、雪の重みによる破損を防ぐため、強い耐荷重性能が求められます。本機は、モジュール裏面の構造を強化することで、業界トップクラス※1となる積雪2.0m※2の耐荷重性能※3を実現しました。従来機※4で対応していた積雪1.5m※2以下の地域に加え、積雪2.0mまで対応地域を広げ、豪雪地帯のメガソーラーに向けた商品ラインアップを強化します。
また、モジュール面積の大型化により、従来機※4に比べ出力を約24%向上させ、240Wの高出力を実現しました。大規模システムを設置する際に、モジュールの設置台数を減らすことでコストの削減が図れます。さらに、最大1,000Vまでのシステム電圧に対応し、送電時の電力ロスを低減させるとともに、より多くのモジュールを直列に接続できるので、接続箱※5やケーブルなどの周辺機器の削減が図れます。
当社は、今後も産業用太陽光発電システムのラインアップを拡充し、太陽光発電のさらなる普及拡大を目指して参ります。
品名 産業用多結晶太陽電池モジュール
形名 ND-240SA
公称最大出力 240W
希望小売価格 オープン
受注開始日 2月13日
月産台数 受注生産
主な特長
1. 業界トップクラス※1の積雪2.0m※2の耐荷重性能※3を実現、豪雪地帯向けに提案
2. 240Wの高出力を実現、大規模システムで設置コストの削減が可能
3. 最大1,000Vまでのシステム電圧に対応、接続箱※5やケーブルなどの周辺機器の削減が可能
※1 2013年2月12日現在。産業用太陽電池モジュールにおいて。(シャープ調べ)
※2 建築基準法施行令第86条第3項に基づく垂直積雪量。
※3 積雪1cmあたり30N/m2以上の荷重で試験を実施。(N(ニュートン)はSI(国際単位系)における力の大きさを表す単位)
※4 <ND-193HN>。<ND-193HN>の公称最大出力は192.5W。
※5 太陽電池の複数系統を1つの系統にまとめパワーコンディショナに入力させる機器。
仕 様
品名 産業用多結晶太陽電池モジュール
形名 ND-240SA
公称最大出力 240W
モジュール変換効率 14.6%
公称最大出力動作電圧 30.38V
公称最大出力動作電流 7.90A
公称開放電圧 37.16V
公称短絡電流 8.57A
最大システム電圧 1,000V
質量 約20.5kg
外形寸法 1,652×994×46mm
表記の数値はJIS C8918で規定するAM1.5、放射照度1,000W/m2、モジュール温度25℃での値。
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https://www.nikkan.co.jp/newrls/rls20130212i-01.html