ソニー、太陽光発電との組み合わせで“自立型蓄電システム”を実現する高容量6.0kWhの業務用蓄電池を発売
ソニーは、商用電源のない環境でも、太陽光発電と組み合わせることで※1、“自立型蓄電システム”を実現できる、高容量6.0kWhの業務用蓄電池を発売します。
現在、太陽光発電など様々な自然エネルギーが注目されている一方で、気象条件などによる不安定な電力供給が課題となっています。そこで、需給状況に合わせ、電気を貯めておくことのできる蓄電池を用い、また毎日充電・放電を繰り返しながらも、寿命の長い電池であることが重要となります。
ソニーの業務用蓄電池は、10年以上※2の長寿命、高い安全性能、高出力といった特長をもつオリビン型リン酸鉄リチウムイオン二次電池を搭載しています。また、ブレーカー(配電盤)工事やパワーコンディショナー(交流変換器)の取り付けなど、太陽光発電システム設営時の複雑な電気工事が必要無く、太陽光パネルと直接接続できる※1ため、建設現場や農業用ハウス、ロッジ、災害発生時の仮設住宅など、様々な場面での電源用途として活用できます。
本商品は、搭載している二次電池から蓄電池本体の起動が可能なため、商用電源に頼らない無電化地域での起動が可能となり、さらに太陽光発電と組み合わせることで※1、“自立型蓄電システム”を実現します。加えて、停電などの非常時でも、自動で瞬時に電力供給の切り替えを行う無瞬断機能(UPS)を搭載しているため、精密機器やIT機器の故障を防ぎ、大切なデータ保持と業務継続のためのPCやサーバー用電源として使用可能です。また、エネルギー管理アプリケーションを標準搭載しており、夜間に充電した電力を昼間に利用するピークシフト・ピークカットなど、お客様自身でエネルギーマネジメントを行えます。
ソニーは、既発売の業務用蓄電池ESSPシリーズに本商品をラインアップに加え、再生可能エネルギーと商用電力利用における幅広いお客様のニーズにお応えしていきます。
型名: 業務用蓄電池『ESSP-3005/18P』
発売日: 3月1日
価格(税込み): オープン価格
https://www.japancorp.net/japan/Article.Asp?Art_ID=58351