ソフトバンクグループ、長崎県の民有地で新たなメガソーラー

2013年03月12日 08:53

ソフトバンクグループのSBエナジーは、長崎県長崎市の民有地にメガソーラー(大規模太陽光発電所)「ソフトバンク長崎香焼(こうやぎ)ソーラーパーク」を建設すると発表した。出力規模は約2.6MW(約2,600kW)。2013年6月中旬の運転開始を目指す。

建設地は、製鉄分野で資源の有効活用と廃棄物処理を手がけるテツゲン(東京都千代田区)が所有する土地で、敷地面積は3万4,640平方メートル。同社が民間企業の土地を借用してメガソーラーを建設する初めての案件となる。

同社はソフトバンクグループで自然エネルギー事業などを展開。完成までの工期が比較的短期間で可能なソーラーパーク(太陽光発電所)の建設を全国に複数拠点、合計200MW以上の規模で実施する計画を掲げ、建設に向けた検討を進めている。

現在、建設の自治体と連携して、「榛東ソーラーパーク」(出力規模約2.4MW、群馬県北群馬郡榛東村)、「京都ソーラーパーク」(出力規模約4.2MW)、「徳島小松島ソーラーパーク」(出力約2.8MW、徳島県小松島市)、「徳島臨空ソーラーパーク」(出力2.8MW、徳島県板野郡松茂町)において、発電事業を開始している。また、兵庫県高砂市や佐賀県嬉野市などにおけるメガソーラーの公募案件で発電事業者に決定し、メガソーラーの建設を進めている。

 

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