ソフトバンク子会社、京都市水垂埋立処分場のメガソーラー事業者に

2013年03月14日 08:05

京都市は、誘致を進めてきた水垂埋立処分場への大規模太陽光発電所の建設について、SBエナジーを代表企業とする企業グループが事業者として決定したことに伴い、3月8日に建設・運営における基本協定書の調印式を行った。

代表企業のSBエナジーは、2011年に設立され、自然エネルギー等による発電、電気の供給、販売などを手がけるソフトバンクの子会社。これまでに徳島県、群馬県榛東村、栃木県、鳥取県米子市、大阪府など全国拠点におけるメガソーラー建設を手がけている。

今回のメガソーラーに建設、運営に対するSBエナジーの提案は以下の通り。
•再生可能エネルギー買取法の施行に合わせた迅速な施設整備と運転開始
•京都市に本社を置く事業者(京セラソーラーコーポレーション、京セラコミュニケーションシステム)との共同による事業展開
•iPad等の通信端末を活用した現地での環境学習や市内小学校等への環境出前授業の実施
•災害時における非常用電源としての活用
•施設周辺における太陽光パネル併設型街路灯の設置
•インターネット上における発電データの公開 など

なお、今回、SBエナジーが建設・運営を手がけるメガソーラーの出力は2,100kW×2基、年間発電量は約420 万kWh/年(一般家庭約1,000 世帯分の年間電力消費量に相当)。
 

 

https://www.kankyo-business.jp/news/004404.php