ブリヂストン、太陽電池モジュールの耐PID性能を向上させた新フィルム発売

2013年02月28日 06:33

ブリヂストンは、高機能フィルム商品「EVASKY」シリーズとして太陽電池モジュールの耐PID性能を向上させた新商品フィルムの発売を開始する。

昨今の大型の太陽光発電所普及に伴い、高電圧化による太陽電池モジュールの劣化現象(PID:Potential Induced Degradation)が発生するようになり、発電効率の低下が課題となっていた。同社はゴム・高分子技術をベースに培ってきた材料技術と成型技術を駆使。太陽電池の発電効率をほとんど低下させることなく、長期にわたり発電効率を維持する耐PID性能を向上させたフィルムを開発した。

なお、第三者試験機関であるケミトックス社による試験では、新商品はPmax保持率99.7%となっており、比較試験を実施した各社のEVAフィルムの中で発電効率の低下が最も少なく、耐PID性能が最も高い商品と評価された。

 

https://response.jp/article/2013/02/27/192279.html