マンションで戸別供給型太陽光発電が普及へ

2013年02月19日 05:44

太陽光発電システムを搭載するマンションが一般化するなか、戸別供給型の太陽光発電を採用するマンションも増えてきた。
 


 オーエス(大阪府大阪市)と長谷工コーポレーション(東京都港区)は2月19日、戸別供給型太陽光発電システムを全戸に採用した新築分譲マンション「プレージアブラン東園田」(兵庫県尼崎市、地上6階建て、総戸数108戸)を発売する。戸別供給型の太陽光発電システムとしては関西最大級で、CASBEE最高評価のSランクを取得。年間の消費電力を約26%削減できるとし、余剰電力の売電メリットは年4万755円を見込む。昼間の停電時に発電した電力が使えるなど、防災面でのメリットもある。


 タカラレーベン(東京都新宿区)では、太陽光発電+オール電化マンション「新川崎“ソラパワ”PROJECT(レーベン新川崎デュアリズム)」(神奈川県川崎市、地上7階建て2棟、6階建て1棟、総戸数122戸)を建築中だ。屋根に470枚の太陽光パネルを設置、固定価格買取制度を使って売電し、年間の光熱費を約45%削減できるとする。

 

https://www.s-housing.jp/archives/35056