メガソーラーで充電したEVを電源車に、避難所に移動して電源供給
2013年02月07日 08:56
和田島太陽光発電所は現在、2013年10月の完成を目指して建設中。位置は徳島県の東岸、小松島港のそばだ。最大出力は2MWとなる予定。平常時は発電した電力をすべて四国電力に売電する予定。
今回、徳島県、小松島市、徳島三菱自動車販売は協定を結び、和田島太陽光発電所で「災害時のメガソーラーと電気自動車の活用システム実証実験」を実施することを決めた。災害時には和田島太陽光発電所の電力を利用して電気自動車(EV)充電などに利用して、周辺住民の避難生活を快適にするために利用するというものだ。
電力を充電したEVは電源車としても使える、離れた場所にある避難所にEVを移動させ、EVの電力を照明やテレビ、ラジオなどを動かすために利用してもらうことを考えている。
徳島県と小松島市はトヨタ自動車とも協定を結んでおり、「災害時のメガソーラーとプラグインハイブリッド車の活用システム実証実験」を実施する予定だ。この実験は災害時にメガソーラーとプラグイン・ハイブリッド車を有効に使おうというもので、基本的な目的は徳島三菱自動車販売と実施する実験と変わりない。
https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1302/06/news037.html