メガソーラー運営会社設立発表

2013年01月17日 08:07

ガソリンなどの需要低迷で課題となっている新たな収益源を確保するため、石油元売り大手の「コスモ石油」と「昭和シェル石油」は、政府系金融機関の「日本政策投資銀行」と共同で大規模な太陽光発電所、「メガソーラー」を運営する会社を設立することを発表しました。

発表によりますと「コスモ石油」と「昭和シェル石油」、「日本政策投資銀行」の3社は、共同で油槽所などの跡地を活用して大規模な太陽光発電所「メガソーラー」の運営会社を設立します。
3社は、それぞれ出資して新会社を今月末に設立し、コスモ石油が廃止した神奈川県の石油基地の跡地など全国8か所にメガソーラーを建設して、年内にも太陽光発電事業を始める計画です。
発電規模は合わせて26メガワットで、発電した電力は各地の電力会社などに売却する方針です。
石油元売り業界では、ガソリンなどの需要低迷で今後、製油所のさらなる閉鎖も見込まれており、「コスモ石油」などは、今回の新会社設立で、課題となっている新たな収益源の確保や跡地の有効活用にもつなげたい考えです。

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20130116/k10014849611000.html