メガソーラー:可児に完成 民間が建設、住宅500軒分を発電
2013年01月30日 10:17
可児市柿田の可児柿田流通・工業団地に県内初という大規模太陽光発電施設(メガソーラー)が完成し、起電式が23日、行われた。総出力は毎時1・951メガワットで、住宅500軒分の発電量に当たるという。
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ハンドバッグメーカーの「センゾー」(名古屋市中区、小島達雄社長)が建設。約3ヘクタールの敷地に太陽光パネル8064枚を並べた。同社によると、年間の石油削減効果は約451キロリットル、二酸化炭素(Co2)削減効果は625トンになるという。
起電式では、小島社長が「東濃の地で自然エネルギーによる発電ができ、国のエネルギー政策の一助になればうれしい」とあいさつ。冨田成輝市長は「中部地方で最大規模のソーラー発電と聞く。可児にまた一つ誇りができた。災害時の“安心”という意味でも力になってもらえる」と歓迎した。カウントダウンをして一斉にスイッチを押し、施設を稼働させた。【小林哲夫】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130124-00000131-mailo-l21