レオパレス21『「屋根借り太陽光発電事業」全国展開・ルーフメガソーラープロジェクト始動』

2013年02月16日 11:13

株式会社レオパレス21は、特別目的会社(SPC)を用いて、アパートオーナー所有の同社管理物件の屋根を借り、太陽光発電システムを設置する「屋根借り太陽光発電事業」(ルーフメガソーラープロジェクト)を開始する。オーナーには毎月一定の屋根賃貸料を支払い、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」に基づき発電された電力を電力会社に売電する。


■「屋根借り太陽光発電事業」概要
(1)設置目標
・2014年3月末までに7,000棟設置
・発電容量100メガワット、一般家庭約3万3,000世帯分の電力需要
(2)対象エリア
・多雪地域を除く全国

■レオパレス21の太陽光発電事業に関するこれまでの取り組み
・2011年3月 太陽光発電システム設置営業開始(2012年12月に5,000棟突破)
・2012年9月 「福島実証モデル事業」採択
レオパレス21は2011年3月より、「太陽光発電システム設置営業」(オーナー投資による設置)を開始し、2年に満たない短期間で5,000棟を突破し、合計発電容量は47メガワット(一般家庭約1万5,000世帯分の電力需要に相当)に達した。
さらに、2012年9月には富士通株式会社との共同提案である「ICT技術を活用した仮想型太陽光発電所の実証検証」が一般社団法人太陽光発電協会の「平成24年度住宅用太陽光発電高度普及促進復興対策事業(福島実証モデル事業)」として採択された。レオパレス21のアパートオーナー協力のもと、「屋根貸しモデル」の活用により福島県内の管理物件67棟に太陽光発電システムを設置し、約1.2メガワットの仮想メガソーラーを構築する(2013年2月より順次施工予定)。

■「屋根借り太陽光発電事業」開始の背景
我が国のエネルギー供給は、その大半を化石燃料に頼っており、そのほとんどを海外に依存している。また、地球温暖化対策としての二酸化炭素排出削減の観点からも、再生可能エネルギーの導入・普及は地球規模での重要課題だ。
このような状況を踏まえ、レオパレス21はこれまでの5,000棟の設置実績、および福島実証モデル事業で収集・分析される発電条件等のデータを生かし、再生可能エネルギーとしての太陽光発電のさらなる普及促進に資するため、全国規模で「屋根借り太陽光発電事業」を推進することとした。

 

https://suumo.jp/journal/2013/02/14/38214/?vos=nsuusbsp20111206001