三原初のメガソーラー 帝人事業所、7月稼働予定 広島
2013年02月26日 09:06
三原市の帝人三原事業所は18日、同市円一町の同事業所敷地内に大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設すると発表した。同市では初のメガソーラーとなる。
事業所(約60ヘクタール)のうち遊休地約3・75ヘクタールを活用し、太陽光パネル(縦1・65メートル、横1メートル)約1万1千枚を設置する。発電能力1990キロワット、年間推定発電量は約290万キロワット時で、一般家庭約530世帯分に相当するという。
3月に着工し、7月に稼働させる予定。電力は再生可能エネルギー固定価格買い取り制度に基づき、全量を中国電力に売電する。投資額は7億円。
設置場所は旧ナイロン製糸工場跡地。10年前に操業を停止し、現在は更地になっている。
同社にとっても初のメガソーラーとなり、日照時間が長く安定した気候など、瀬戸内特有の条件を考慮して建設を決めたいう。
熊本靖浩所長は「三原市で初めて再生可能エネルギーを生産できることは大きな意味がある」と話した。
https://sankei.jp.msn.com/region/news/130219/hrs13021902060002-n1.htm