京セラ・龍谷大学など『大学・行政・企業等の連携による地域貢献型スキームのメガソーラー発電所』設置
龍谷大学、和歌山県印南町、株式会社京セラソーラーコーポレーション(以下、KSC社)、株式会社PLUS SOCIAL(以下、PS社)およびトランスバリュー信託株式会社(以下、トランスバリュー)は、連携して、地域貢献型メガソーラー発電所「龍谷ソーラーパーク」を設置すると発表した。
本事業は、龍谷大学が、社会的責任投資(SRI:Socially Responsible Investment)をおこない印南町、KSC社、PS社、トランスバリューが、それぞれのもつ資源やノウハウ等を供給するかたちで連携する事業となる。また、これを契機として、龍谷大学と印南町、KSC社は、生涯学習事業や地域活性化事業等に連携して取り組んでいく。
■事業概要
再生可能エネルギーの固定価格買取制度が導入されて以来、メガソーラー発電所建設への気運が高まっている。本事業への参画の趣旨は、自らが消費するエネルギーは、できる限り再生可能エネルギーとして生み出そうという発想に立つもの。
具体的には、龍谷大学が投資する資金をもとに、事業会社であるPS社とトランスバリューが連携し、メガソーラー発電所(発電能力合計約1,850kW)を龍谷大学深草キャンパス及び印南町の町有地に設置し、固定価格買取制度を利用した売電事業を行う。本発電所には、京セラ製多結晶シリコン型の高出力太陽電池パネルを合計約7,500枚設置する予定だ。
PS社は非営利型株式会社として、売電収入から必要経費を差し引いた利益を、設置地域である和歌山県及び京都の地域貢献活動や市民活動の支援資金として提供することになる。
【事業の特徴】
●龍谷大学 • 印南町 • KSC社 • PS社 • トランスバリューと共同で、「地域貢献型メガソーラー発電事業」を展開する。
●多様な担い手との協働により、太陽光発電の収益を地域社会に還元し、社会課題の解決に資する事業モデルであること。
●本モデルが、再生可能エネルギーの普及モデルになりうること。
【今後のスケジュール】
●2013年2月:関係機関協定締結、設備認定手続等
●2013年5月:設置工事開始
●2013年6月:設置工事完了
●2013年7月:発電所稼働開始
【「龍谷ソーラーパーク」概要】
●場所:
和歌山県印南町大字印南4483番地(町有地 • 賃借)‹設置容量 約1,200kW›
和歌山県印南町大字美里1192番地(PS社所有地)‹設置容量 約600kW›
京都市伏見区深草塚本町67番地(龍谷大学学舎屋上)‹設置容量 約50kW›
●総発電能力:約1,850kW
●年間発電電力量(予定):約1,900,000kWh
●工事開始:2013年5月
●稼働予定:2013年7月
●総事業費:7億円
https://suumo.jp/journal/2013/01/17/36622/