出光、北九州市に第二弾のメガソーラーを建設 同社遊休地を活用

2013年03月13日 06:02

出光興産は、福岡県北九州市門司区の同社遊休地において、メガソーラー(大規模太陽光発電施設)を建設すると発表した。2013年11月の運転開始を目指す。

事業名称は門司メガソーラー発電事業。発電出力は2.9MW(2,900kW)。敷地面積は10.4万平方メートル。年間予想発電量は、約1,200世帯分相当の電力を賄うことができる約400万kWhを見込む。

同社は、昨年12月に再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用して、姫路市の自社遊休地にて、メガソーラー発電事業に参入することを発表している。本件は、これに続くメガソーラー発電事業となる。

姫路市のメガソーラー「出光・姫路発電所」の発電出力は10MW。2014年3月の運転開始を予定。その他の同社の再生可能エネルギー発電事業としては、風力発電の二又風力開発51MW(蓄電池併用、運転中、出資比率40%)、バイオマス発電の土佐グリーンパワー5MW(2015年4月運転開始予定、出資比率50%)がある。本件を含め、再生可能エネルギー発電事業による発電出力合計は68.9MWとなる。

東日本大震災以降、エネルギーを取り巻く環境は大きく変化しており、同社は、日本のエネルギーベストミックスの構築および国産資源確保に貢献するために、引き続き、再生可能エネルギー事業の拡大に取り組んでいく考えだ。

 

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