千葉ファインケミカル、太陽光発電事業に参入

2013年03月15日 10:59

化学メーカーのJNCが全額出資する子会社「千葉ファインケミカル」(千葉県市原市)は、太陽光発電事業に参入する。

 同社は、UR都市機構から借りた約18万2000平方メートルの土地(同市)に発電能力約11メガワットの設備を設置する。投資額は約31億円。設置工事は7月以降に着手し、2014年6月に発電を始める。年間発電量は一般家庭約3200戸分の電力需要を賄う規模を想定。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用し、発電した電力は東京電力に売電する。JNCグループは、情報機器向け液晶材料などの機能材料の製造・販売を基幹としながら、環境・エネルギーを重点事業分野と位置づけてきた。

 

https://www.sankeibiz.jp/business/news/130311/bsc1303110800004-n1.htm