和歌山県内資本初のメガソーラー「ソーラーパワーステーション 和歌山」が完成

2013年02月02日 10:04

関西電力グループのメガソーラー計画や、コスモ石油・昭和シェル石油・日本政策投資銀行のメガソーラー事業の共同出資会社の設立などが発表されるなど、今年もメガソーラーの建設ラッシュは続いている。そんな中、昨年から建設していたノーリツ鋼機株式会社グループのNKワークス株式会社のメガソーラー「ソーラーパワーステーション(SPS) 和歌山」が完成し、2月1日に公開される。「SPS 和歌山」は、和歌山県内最大級の発電容量であり、県内資本初のメガソーラー発電所となる。

ノーリツ鋼機グループは、LED照明機器の生産・販売やエネルギー管理システムのBEMS機器を提供し、経済産業省のアグリゲータコンソーシアム事業者に採択されるなど、近年は環境問題に深く関連した事業を積極的に展開している。エネルギー問題による環境負荷の低減と持続可能なエネルギー供給という観点から、グループの遊休地を有効活用しメガソーラーを建設することにより、再生可能エネルギー事業へ参入した。
「SPS 和歌山」は2012年8月に施工を開始。最大出力約2MW、年間発電電力量約230万kWh/年、これによるCO2削減効果は年間約950tを見込んでいる。

発電所名:ソーラーパワーステーション 和歌山(SPS 和歌山)
所在地:和歌山県和歌山市梅原579-1(NKワークス株式会社 本社内)
敷地面積:約2.9ha(約29,000平方メートル)
発電能力:出力 約2MW(約2,000kW)
発電量:約230万kWh/年
使用パネル枚数:6,984枚
系統連系開始:2012年11月 

 

https://www.solarjournal.jp/7080/noritsu/