和歌山県最大のメガソーラーが完成 ノーリツ鋼機グループ敷地内に

2013年02月02日 11:16

ノーリツ鋼機は、グループのNKワークス(和歌山県和歌山市)が本社敷地内に建設を進めていた出力2MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「ソーラーパワーステーション和歌山(SPS和歌山)」が完成したと発表した。

同グループは、エネルギー問題による環境負荷の低減と持続可能なエネルギー供給という観点から、グループ内の遊休地を有効活用しメガソーラーを建設することにより、再生可能エネルギー事業へ参入する。

「SPS 和歌山」は2012年8月に施工を開始した。敷地面積は約2.9ha(約2万9,000平方メートル)。最大出力は約2MW、年間発電電力量は約230万kWhで、これによるCO2削減効果は年間約950tを見込む。本施設は和歌山県内最大級の発電容量であり、同県内資本初のメガソーラーとなる。

同グループでは、「SPS 和歌山」の完成に合わせて、和歌山県知事、和歌山市長を始めとする行政、和歌山県下の主要企業、近隣自治会、施工関係各社等を招いて、2月1日に竣工記念式典を開催し、施設を公開する。

ノーリツ鋼機グループはLED照明機器の生産・販売やエネルギー管理システムのBEMS機器を提供している。近年は環境問題に関連した事業を積極的に展開しており、経済産業省のBEMSアグリゲータコンソーシアム事業者に採択されている。BEMSアグリゲータは、中小ビル等にBEMSを導入するとともに、事業者に対しエネルギー管理支援サービスを行う者として、環境共創イニシアチブ(SII)に登録を受けた者を指している。
 

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