太陽光発電の出資詐欺で男性700万円被害

2013年03月15日 11:06

13日、鹿沼市、無職男性(68)が「太陽光発電の出資を装われ、現金700万円をだまし取られた」と鹿沼署に届け出た。

 鹿沼署によると、2月はじめごろ、男性宅に太陽光発電の会社への出資を勧誘する資料が届いた。その後、個人投資家や投資会社社員を名乗る男から「資料を持っている人でないと出資できない。名前を借りたい」「形だけ共同出資してほしい」などと求められた。

 男性が男らの依頼を承諾した後、太陽光発電会社の担当者を名乗る者から「実際に出資しないと財産を差し押さえられる」などと電話があった。男性は信じ、4回にわたり、現金計700万円を指定された宛先に宅配便で送金した。

 13日に、さらに現金を引き出そうとした際に、郵便局員に指摘され、被害に気付いたという。

 

https://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/accident/news/20130313/1000165