岡山市、メガソーラー誘致へ 山上最終処分場跡地
2013年02月23日 05:14
岡山市は、北区山上の山上最終処分場跡地にメガソーラー(大規模太陽光発電施設)を誘致する方針を固めた。民間事業者を募り、早ければ12月の稼働を想定。出力2メガワットとし、年間発電量を225万9千キロワット時(一般家庭約600世帯の年間使用量に相当)と見込んでいる。
跡地は可燃ごみ焼却灰など52万トンを埋め立て、現在はさら地。市は2012年度にメガソーラーを設置できるか調査した結果、「地盤は固く、日照量も十分」(市環境施設課)だった。市には発電パネルの維持管理ノウハウがないため、民間事業者の誘致が最適と判断した。
メガソーラーは跡地5万6千平方メートルのうち3万700平方メートルに整備。2メガワットを超える施設の建設には特別高圧電線を新たに敷設する必要があることから、費用対効果を考慮して跡地の一部利用とする。
残りの跡地のうち斜面などを除く5820平方メートルは、地元住民の要望が多かったグラウンドゴルフなどができる多目的広場を13年度中に整備する計画。
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