徳島市、浄水場にメガソーラー 来年度の住宅太陽光補助金は200件

2013年02月26日 09:04

徳島市は、第十浄水場敷地内(同市名西郡石井町)において、メガソーラー事業(大規模太陽光発電所事業)に着手すると発表した。平成25年度当初予算案に関連予算8,000万円を計上した。

平成26年度までの2カ年で順次建設し、平成25年度は8,000万円の予算で250kW、平成26年度に2億4,000の予算で750KWの太陽光発電を設置する予定。徳島県内の市町村で独自にメガソーラーを設置するのは初めての案件になるという。

同市では新年度当初予算案に、地球温暖化対策を推進するために太陽光発電設備の導入を促進する事業として、三つの施策を盛り込み、1億円を計上した。第十浄水場敷地内におけるメガソーラーの建設はそのひとつ。

二つ目は住宅用太陽光発電導入支援事業で、市内の住宅に太陽光発電システムを設置する場合に費用の一部を補助するために1,000万円を計上(補助金額1件5万円、募集件数200件)。

三つ目として、市立保育所に太陽光発電設備を設置するための予算として1,000万円を計上した。

第十浄水場は徳島県でも有数の蔬菜(そさい)地帯として知られる地域にある。大正15年、同市の上水道が創設されたときの水源地で、広大な用地に近代的な建物と水源施設と浄水施設を備える。また、同施設は、小学生や一般の方々の水道学習の場として活用されている。

 

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