応用電機・京セラコミュニケーションシステム『浜松工場・熊本工場でメガソーラー発電所の運転開始』

2013年03月11日 08:19

応用電機株式会社は、浜松工場(静岡県浜松市)内に建設した大規模太陽光発電所の本格運転を3月4日から開始した。

浜松市によると応用電機浜松太陽光発電所は、現時点において静岡県内で最大規模の太陽光発電所となる。熊本工場(熊本県菊池市)内にも太陽光発電所を建設しており、3月29日から運転を開始する。

浜松、熊本の両工場をあわせて、出力合計約2.4MW、年間発電量は一般家庭約670世帯分※に相当する約2,400,000kWhを想定し、年間約1,000tを超えるCO2削減効果を見込んでいる。再生可能エネルギー固定価格買取制度に基づき、全量を中部電力および九州電力に売電する。
※1世帯当り3,600kWhで算出 出典:電気事業連合会「電気の広場」

応用電機浜松太陽光発電所は、静岡県浜松市の年間日照時間が全国トップクラスという恵まれた条件に着目し、浜松市役所新エネルギー推進事業本部と協議の上、建設を決定した。工場の屋根、敷地、調整池に、太陽電池モジュール約6,500枚を設置し、最大出力は約1.6MW、年間発電量は1,700,000kWhを見込んでいる。応用電機熊本太陽光発電所は、工場の屋根、敷地に太陽電池モジュール約3,200枚を設置し、最大出力は約0.8MW、年間発電量は700,000kWhを見込んでいる。

本発電所には京セラ株式会社の多結晶シリコン太陽電池モジュール、日新電機株式会社のパワーコンディショナを採用。設計は京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)が株式会社京セラソーラーコーポレーションと共同で実施し、施工はKCCSが行った。

 

https://suumo.jp/journal/2013/03/05/39362/?vos=nsuusbsp20111206001