昭和シェルと宇部興産、メガソーラーを共同運営 山口・宇部で

2013年03月05日 06:49

 昭和シェル石油と宇部興産は4日、大規模太陽光発電所(メガソーラー)の運営を共同で始めると発表した。共同出資会社を通じて、山口県宇部市にある宇部興産の遊休地に出力約2万1000キロワットの設備を建設。来年7月に稼働させ、全量を中国電力に売電する。

 両社の折半出資で、事業会社「ユーエスパワー」(宇部市)を設立した。4月に着工し、50億円程度を見込む総事業費は両社が折半で貸し付ける。昭シェルが子会社のソーラーフロンティア(東京・港)製の太陽光発電パネルを供給し、設備の運用や保守は宇部興産が担う。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXNASDD040GP_U3A300C1TJ2000/