東京都『~住宅用太陽光発電の新たな普及策~「屋根ぢから」ソーラープロジェクト開始』

2013年03月11日 08:30

住宅用の太陽光発電は、都の補助事業や国の支援制度等により飛躍的に導入が拡大したことに伴い、この4年間で1キロワット当たりの設置コストが4割近く低下(約72万円→約45万円)し、かつて導入の阻害要因であったコストの問題は大きく改善した。

都内の住宅には、太陽光発電の導入ポテンシャルがまだ豊富に存在し、都は、これをキャッチコピーとして「屋根ぢから」と名づけ、東京都環境公社と連携しながら、補助金に代わる新たな普及策として、「屋根ぢから」ソーラープロジェクトを開始する。

その第一ステップとして、低利のソーラーローン提供に協力する金融機関を公募する。また、親しみやすいキャラクター「やねぢからくん」を活用して情報発信を行いながら、太陽光発電のさらなる導入拡大に向けたムーブメントを創出する。

■「屋根ぢから」ソーラープロジェクトの概要
3段階での取組により、太陽光発電導入に当たっての初期投資軽減及び安心の担保を実現する
・ステップ1:低利ローンの提供と適切な販売店管理が可能な金融機関の公募・選定
・ステップ2:「屋根ぢから」推奨プランの公募・選定(平成25年4月予定)
・ステップ3:中立的・効果的な情報発信と相談窓口の設置(平成25年5月予定)。

■低利ローンの提供と適切な販売店管理に協力する金融機関を公募
(1)応募対象
個別クレジット型ソーラーローンを扱う金融機関(信販会社等)
(2)提案内容
・ソーラーローンの内容(金利、条件)
・販売店調査の実施体制や内容・頻度
・研修など販売店のサービス向上への取組 等
(3)公募期間
平成25年2月27日(水)~3月15日(金)
(4)その他
提案内容を審査の上、1者を選定する。なお、選定は1年毎に行う予定。

 

■「やねぢからくん」がツイッター開始
・やねぢからくんは「東京の屋根のポテンシャル(底力)」をもっと都民の方に知ってもらうために誕生した。
・おでこには太陽光パネルを搭載。
・力強くにぎりしめたこぶしには、太陽の力がやどっている。
・屋根の底力をみんなに知ってほしくてしょうがないので、しゃべるときには語尾に「やね」が付く。

 

https://suumo.jp/journal/2013/02/28/39108/