玉野塩田跡地にメガソーラー 中電子会社などの2社連合
2013年02月02日 11:20
岡山県は31日、メガソーラー(大規模太陽光発電所)の誘致候補地に挙げていた玉野市東野崎の塩田跡地に、中国電力の子会社などの2社連合が出力1万4千キロワット(14メガワット)の施設を整備することが決まったと発表した。同県内で計画が具体化しているメガソーラーでは久米南町での30メガワットに次ぐ規模。2015年5月の稼働を目指す。
2社連合は、中電が100%出資する電気・熱エネルギー供給サービス業「エネルギア・ソリューション・アンド・サービス」(ESS、広島市中区)と三菱商事(東京都千代田区)。
計画では、両社は施設を設置・運営するための特定目的会社を近く設立。用地をナイカイ塩業(玉野市胸上)から賃借し、約20ヘクタールに太陽光パネル約6万7千枚を設置する。
年間の発電量は一般家庭約5100世帯分に相当する1851万キロワット時で、全量を中電に売電する。投資額は約54億円。ESSは「敷地の広さと日照量などを踏まえて決めた」としている。
同塩田跡地では2件の事業計画が提出されていたが、ナイカイ塩業が審査して事業者を決めた。
https://town.sanyo.oni.co.jp/news_s/d/2013013120331590