経産省、太陽光発電の買い取り価格を2013年度から引き下げる方針
2013年01月23日 09:47
再生可能エネルギーで発電した電気の固定価格買い取り制度で、経済産業省は、太陽光発電の買い取り価格を2013年度から引き下げる方針。
茂木経産相は、東京都内で行った講演で、「太陽光の発電設備の価格は、相当程度下がってきておりまして、本年度の42円の価格を、おそらく30円台の後半に引き下げることができるのではないかと考えています」と述べ、太陽光で発電した電気の買い取り価格を、現在の1kWhあたり42円から、2013年度は30円台後半に引き下げる考えを示した。
21日から始まった2013年度の買い取り価格を議論する経済産業省の専門委員会では、太陽光発電が2012年7月の制度開始以降、導入が拡大したことで、家庭用を含めて、年率10%程度、設置費用が下がったとする調査結果が示された。
これをふまえ、経産省では、設置費用の価格低下を2013年度の買い取り価格に反映させるとしている。
https://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00239054.html