茂木氏太陽光発電の買取価格30円台後半への引き下げ検討

2013年01月21日 23:20

  1月21日(ブルームバーグ):茂木敏充・経産相は21日午後に都内の日本記者クラブで会見し、再生可能エネルギーを固定価格で買い取る制度で、2013年度に太陽光発電の買取価格を今年度の1キロワット当たり42円から30円台後半へ引き下げることを検討する考えを明らかにした。

経産相は「太陽光の発電設備の価格が相当程度下がってきている」と述べた上で、コスト実績を基に「現在の42円の価格をおそらく30円台後半に引き下げることができる」との考えを示した。今後、調達価格等算定委員会での審議を経て経産相が正式に決める。

原子力発電所の再稼働については「安全第一で原子力規制委員会の独自の判断に委ねる」と説明。「規制委員会が安全だと判断しない限り再稼働はしない。安全だと判断すれば再稼働を進めていきたい」と述べた。

 

https://www.bloomberg.co.jp/news/123-MGYQ6Y6K510M01.html