足利市:メガソーラー発電、7月から売電開始 リース契約の事業者選定、6月までに設置工事完了 /栃木
2013年01月13日 01:32
足利競馬場跡地などに大規模太陽光発電(メガソーラー)施設整備を計画している足利市は、施設の建設や維持管理を含めたリース契約を結ぶ事業者を選定するプロポーザルを行い、大和リース宇都宮支店(宇都宮市)、足利メガソーラー(足利市)、KDDIエンジニアリング(東京都新宿区)などで構成する提案グループを交渉権者に決めた。リース期間は今年7月から20年間で、正式契約後6月までに工事を終え、7月1日から売電を開始する予定。
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プロポーザルは昨年11月に公募し、リース事業者と施設建設工事などで構成する3グループが応募。庁内の審査委員会が企画提案書の検討やヒアリングを行った。同市企画政策課は「施設の内容や事業リスクの保証などを総合的に評価した」と選定理由を話す。同市は一般会計12月補正で、リース料金などとして10億3800万円の債務負担行為を設定している。
同市は、再生エネルギーの今年度固定買取価格(1キロワット当たり42円)で20年間売電する計画。制度の適用を受けるため、提案グループは3月までに経産相の設備認定などの手続きを進める。
市によると、建設地は競馬場跡地の4500平方メートルと渡良瀬川対岸の群馬県太田市市場町にある水道用地6000平方メートル。発電出力は2カ所で計1~1・5メガワットで、年間4600万~6900万円の売電収入を見込んでいる。【太田穣】
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