ALSOKなど、メガソーラー事業者向けリスクコンサルティングサービスを提供開始

2013年03月15日 11:03

 ALSOK(本社:東京都港区、代表取締役社長:青山 幸恭)とNKSJグループのリスクコンサルティング会社であるNKSJリスクマネジメント株式会社(*)(本社:東京都新宿区、以下「NKSJ-RM」、代表取締役社長:石川 秀洋)はコラボレーションし、2013年3月15日(金)から、再生可能エネルギー事業であるメガソーラー(大規模太陽光発電所)事業へ参入した事業者(以下「メガソーラー事業者」)を対象に、ALSOKの警備システムを導入済、または導入予定のメガソーラー施設について、防火および防犯対策状況に関するリスク診断を行い、所定の条件を満たした場合に「安全証明書」を発行するリスクコンサルティングサービスの提供を開始します。

 *2013年4月1日付けで、社名を「損保ジャパン日本興亜リスクマネジメント株式会社」に変更します。

 <参考>2013年3月1日ニュースリリース「社名変更のお知らせ」
  https://www.nksj-rm.co.jp/news/images/20130301_1.pdf


     記

1 背景
 2012年7月1日に「再生可能エネルギーの全量買取制度」が開始されました。これを受けて、再生可能エネルギー事業へ参入する事業者が増えており、今後もこの傾向は続くものと考えられます。

 再生可能エネルギー事業は、国民の関心も高く事業の健全な発展が望まれており、そのためには様々なリスクに備えた安定的な事業経営が不可欠です。また、メガソーラーの先進国である欧州ではパネルの盗難リスク等が顕在化しており、日本国内においてもメガソーラーの敷地内に警報装置導入を検討する事業者が増えてきております。

 これまで、メガソーラー事業者に対し、ALSOKは防犯カメラや異常発生時にガードマンが駆けつける機械警備システムなどのサービスを、NKSJ-RMは事業運営における主に自然災害リスクを抽出・評価する診断サービスなどをそれぞれ提供してまいりました。

 このような背景のもと、ALSOKとNKSJ-RMはコラボレーションし、ALSOKの警備システムを導入済、または導入予定で、ヒアリングシートへの回答内容が所定の条件を満たしたメガソーラー事業者を対象に、安全証明書を発行するサービスを開始することとしました。


2 本サービスの概要
(1)内容
 NKSJ-RMが作成したヒアリングシートへの回答内容が所定の条件を満たし、かつALSOKの警備システムを導入済み、または導入予定のメガソーラー事業者に対し、リスクコンサルティングサービスを行います。

(2)特長
 [1]メガソーラー事業者は、ヒアリングシートへの回答内容が所定の条件を満たした場合、NKSJ-RMが発行する安全証明書を受け取ることができます。安全証明書には、レーダーチャート方式でメガソーラーの安全評価結果も提示します。これにより、メガソーラー事業者は、自社のメガソーラー事業における火災や盗難リスクの概要を把握することが可能となります。
 [2]メガソーラー事業者は、警備システムを導入された場合、メガソーラー施設のさらなるリスク軽減に繋がります。

(3)対象
 ALSOKの警備システムを導入済み、または導入予定のメガソーラー事業を展開する企業

(4)費用
 1敷地につき5,000円~(税抜)


3 受注目標
 今後3年間で100件の受注を目指し、その他サービスの拡販にも繋げます。


4 今後の展開
 ALSOKとNKSJ-RMは、両社のノウハウを融合して本サービスを提供し、メガソーラー事業者の安定的な事業経営に貢献してまいります。


以 上

 

 

https://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=332882&lindID=5