LIXIL、塩害・台風対策を強化した沖縄仕様の戸建て住宅用太陽光発電システムを発売
沖縄県の気候風土に合わせ、塩害/台風対策を強化した特別仕様
太陽光発電システム「ソーラーベース ロータイプ(沖縄仕様)」新発売
~商品の供給だけでなく、専用の施工研修施設センターもオープン~
住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:藤森義明)は、沖縄県特有の気候風土に対応する塩害/台風対策を強化した戸建て住宅用“太陽光発電システム「ソーラーベース ロータイプ(沖縄仕様)」”(※1)を2013年2月1日から発売開始します。
※1:ソーラーパネルと架台をセットにした「太陽光発電システム」としてのシステム販売となります。
*参考画像は添付の関連資料を参照
沖縄県は、2011年度の住宅1軒あたりの設置容量で全国1位(5.49kw)(※2)であり、また再生可能エネルギーの固定価格買取制度の開始も影響し、沖縄県内でも太陽光発電システムへの関心が益々高まっています。
※2:一般社団法人太陽光発電協会 太陽光発電普及拡大センター「平成23年度 住宅用太陽光発電補助金交付決定件数・設置容量データ」より
「ソーラーベース ロータイプ(沖縄仕様)」は、陸屋根のパラペット内に納まる仕様で、アルミ製の架台は、沖縄県特有の塩害や強い紫外線、強風などの過酷な状況下にも、業界トップクラス「JIS H 8602 A1種」の基準をクリアした高耐候電着塗膜により強固に腐食を保護し、また強固な基礎対策により、基準風速Vo 46m/sを実現しています。
さらに、ビルの屋上などに設置された室外機や貯水槽などの障害物もパネルを小割でレイアウトできるため、スペースを無駄なく利用することが可能です。
施工面では、上からと横からの固定のみで下からの施工がないため組立てが簡単で、防水メーカーのユニット基礎に対応しており、施工性の向上に努めています。
素材には、耐食・耐久性に優れたアルミ材を使用しているため、錆びにくく、メンテナンス費用の軽減に貢献します。また、軽量のアルミ製なので、人の手で荷運びができ、運搬・施工効率が格段に向上します。
今回の発売開始に合わせ、沖縄県宜野湾市に実機を用いた専用の研修センターを開設することで、関心の高まる沖縄県市場へ安心・安全に太陽光発電システムを供給する体制を整えています。
LIXILでは、今後もさまざまな屋根にフレシキブルに対応する高品質・高強度、優れた施工性とメンテナンス性の太陽光発電システムを提供し、ソーラー時代のニーズに応えます。
https://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=329786&lindID=6