アラブ首長国連邦が、世界最大の太陽光発電所を開設

2013年03月22日 07:57

Shams Power Companyが、世界最大規模となる太陽光発電所Shams 1をアブダビに開設しました。Shams 1発電所は100メガワットの電力を起こすことができ、これは2万世帯分の電力を供給できる量です。さらに、1年間で約17万5000トンものCO2排出をカットすることができ、環境への優しさも抜群。

Shams 1プロジェクトは600万ドル、2年の月日をかけて実現されました。広い敷地内に設置された25万8048枚の放射状の鏡が太陽光を集めます。集められた太陽光は伝熱流体を通り、さらにチューブを通り熱交換器へと移動していきます。このプロセスによって発生した蒸気を用いてタービンを動かし電気を発生させるという仕組み。

もちろん、アラブだけでなく世界中で太陽光発電所の計画は進行しています。米国カリフォルニア州でも2社が500MWを起こすことのできるソーラータワーの計画を打ち出したばかり。現在では世界最大のShams 1ですが、今後もっと大きなものがでてくる可能性は十分にありますね。

 

https://www.gizmodo.jp/2013/03/post_11901.html