グラウンドに太陽光発電 J1鹿島つくばアカデミー

2013年03月21日 09:06

サッカーJ1鹿島アントラーズFC(鹿嶋市)が運営する選手育成拠点「つくばアカデミーセンター」(つくば市みどりの中央)のグラウンド一画に太陽光発電設備が設置された。設置会社は再生可能エネルギー固定価格買取制度により東電に売電するほか、災害時には非常電源として活用する。

設備は太陽光発電施工の赤嶺電研企画(鹿嶋市)が設置。同社がグラウンド未利用地を借り、パネルを132枚設け、最高出力30キロワット、年間3万キロワット時の発電を見込む。売電収入により15年間で投資を回収する計画。

同社は設置に当たり同アカデミーと協定を結び、大災害などの際には昼間に独自に電力を供給できるようにし、災害時のエネルギー供給源とする。

同アカデミーは練習場と試合会場、フットサル場を併設し、クラブハウスにはトイレやシャワー、更衣室も備える。

災害時には市に無償で施設を提供する一時避難所となる。つくばエクスプレスみどりの駅から約500メートルにあり、災害時の列車停止の際には避難者を受け入れる。

普段はアントラーズ下部組織に所属する小中学生らが利用している。

 

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