京葉車両Cにメガソーラー/鉄道運行にも活用/JR東日本

2013年03月08日 06:09

 東日本旅客鉄道(JR東日本)は、京葉車両センター(千葉市)の未利用地に同社初となるメガソーラー発電設備を設置する。太陽光パネルの面積は6600㎡、出力は1050kWで、想定年間発電電力量は約100万kW時、CO2削減量は年間約500tを見込む。電力は車両センターでの使用に加え、配電線を介して鉄道運行にも活用する。今後、メーカーを選定し、設置工事に入る。2013年度中の供用開始を目指す。
 同設備の1日当たりの平均発電量約2700kW時は、山手線(E231系)1編成が約4週走行する消費電力、または約270世帯の1日の使用電力に相当する。車両センター構内では事務所や車庫などに使用。余った電気は同社変電所に送り、鉄道運行に活用する。発電した電気を有効利用するため、同設備を活用し、電力系統を制御して電気を遠方へ送る技術の試験も実施する。 

 

 

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