千葉市、住宅向け太陽光発電助成を拡充
2013年02月28日 06:39
千葉市は2013年度、住宅に太陽光発電設備を設ける個人向けに設置費用の一部を助成する制度を広げる。13年度予算案に関連費用として約7500万円を盛り込み、助成の受付枠を12年度比4割増の700件に引き上げる。再生可能エネルギーの固定買い取り制度などを背景に太陽光発電の設置希望者が増えており枠を広げて対応する。
助成対象は、戸建て住宅のほかマンションの共用部分の電力を賄うために設置する、出力が10キロワット未満の太陽光発電設備など。助成額は市内の設置業者と契約した場合で出力1キロワット当たり4万円(上限は12万円)、それ以外の場合で同3万円(上限は9万円)。
制度自体は01年度に始まった。東日本大震災後に申込件数が跳ね上がり、12年度はこれまでに約770件と、設定した500件の枠をすでに上回っている。今後も、市民の助成希望が強いと判断した。
https://bizgate.nikkei.co.jp/smartcity/kanren/201302221303.html