車両基地にメガソーラー、電車の運行に…JR東

2013年03月06日 06:43

 JR東日本は5日、2013年度に大規模太陽光発電設備(メガソーラー)を千葉市美浜区の京葉車両センターに設置し、発電した電気を鉄道の運行に活用すると発表した。
 

 

 太陽光発電を電車の運行に使用するのは国内で初めてという。

 発表によると、同センターの敷地6600平方メートルに約4200枚の太陽光パネルを設置し、14年3月頃から稼働させる。発電する電力量は1日平均約2700キロ・ワット・アワーで、1編成が山手線を約4周走行する際に消費する電力量に相当するという。二酸化炭素の削減量は年間約500トンに上る。

 メガソーラーの電気のうち、10~50%程度を京葉線などの運行に活用するほか、同センターでの車両のメンテナンスや空調設備などにも使用する。

 

https://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20130305-OYT1T01205.htm?from=ylist