<シャープ>栃木・矢板にメガソーラー 22日から商業運転

2013年03月22日 17:22

 シャープは21日、出力2300キロワットのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「シャープ矢板太陽光発電所」(栃木県矢板市)の竣工(しゅんこう)式を行い、22日に商業運転を開始すると発表した。同社が開発から建設、発電事業まで一貫して手掛けるメガソーラーは、1日に稼働した大阪府岬町に次いで2カ所目。

 芙蓉総合リースと共同出資する「クリスタル・クリア・ソーラー」が運営する。約3万2000平方メートルの県有地に、太陽光パネル約1万枚を設置。年間発電量は約234万キロワット時で、一般家庭約650世帯分に相当する。

 シャープはこのほか、北海道や奈良県など7カ所でメガソーラーを稼働させる予定。発電事業者に太陽光パネルを販売するだけでなく、自らメガソーラーの建設や保守、発電事業に参加することで、事業拡大を図る。【鈴木一也】

 

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