JR東日本が初のメガソーラー設備を導入、発電した電気は鉄道運行に活用

2013年03月06日 06:44

 JR東日本は5日、同社初となる出力1,000kW以上の大規模太陽光発電設備(メガソーラー)を京葉車両センターに設置すると発表した。発電した電気は京葉車両センターで消費するほか、同社の配電線を介して鉄道運行に活用し、CO2排出量を削減する。

 同メガソーラー設備の定格出力は1,050kW。発電電力量は1日平均約2,700kWh(年間約1,000MWh)で、これは山手線(E231系)1編成が約4周走行する際に消費する電力量、または約270世帯が1日に消費する電力量に相当する。

 また、JR東日本では、太陽光で発電した電気を有効利用するため、電力系統を制御して電気を遠くへ送る技術について同設備を活用して試験を行う。

 

https://www.zaikei.co.jp/article/20130305/126125.html